2016年4月24日日曜日

1年生最初の宿泊行事

新入生セミナー
今年も4月15日・16日と1泊2日で養護教諭専攻・新入生セミナーを大府市あいち健康プラザで行いました。
4年間ともに学ぶ仲間とともに
このセミナーでは、4年間ともに学ぶ仲間や教員と交流することで、新たな人間関係を構築すること、そして自分たちがめざす養護教諭の明確なイメージをつくることを目的としています。1日目の15日(金)は、授業を終えた1年生全員が2台のバスに分乗し大府市へと向かいました。 養護教諭への理解を深める
夕食後の休憩をはさんで、プラザホールへ移動。忙しい中、駆けつけてくださった的場正美 教育学部長からの励ましの言葉を頂いた後、専攻教員の石田敦子先生の講話が始まりました。養護教諭の多岐にわたる職務内容や児童生徒・保護者のみならず、社会全体からも養護教諭への期待が益々高まっていること、養護教諭は非常にやりがいのある仕事であるといった内容に、全員がメモを片手に熱心に耳を傾けていました。 2日目は朝食後、大広間に集合して、4年生からのアドバイスを受けました。講義や定期試験、教員採用試験対策、学生生活を送る上での注意点など、1年生が不安に感じているであろう内容を簡潔にまとめ、丁寧な口調で話しをする先輩たちの姿を憧れの眼差しで見ている1年生が印象的でした。 その後、専攻教員の石田妙美先生のリードで、人間関係ワークを行いました。制限時間内に課題を仕上げるためには全員の協力が欠かせません。学校現場で多くの職種と連携が求められる養護教諭にとって必要なコミュニケーション能力や協調性を高めるトレーニングにもなりました。

愛知ヤクルト工場とみよしキャンパス 昼食後は再びバスに分乗し、愛知ヤクルト工場で腸内細菌と免疫との関係についてレクチャーを受けた後、「みよしキャンパス」に移動しました。養護教諭専攻の講義は名古屋キャンパスで行われるため、1年生にとって「みよしキャンパス」の雰囲気は新鮮だったようです。

学外行事や宿泊行事の引率が多い養護教諭は、常に児童生徒の健康状態を把握するために、どの場面でも素早い行動が求められます。今年の1年生も「5分前行動」を合言葉に、テキパキとした行動ができ、すべてのスケジュールを滞りなく終え、体調不良者もなく、全員が無事帰途につくことができました。